アオイシロ,アカイイトのファンサイト

蒼海緋月 

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◆アカイイトとアオイシロの概要・作品紹介◇

 「アカイイト」とは2004年10月21日に株式会社サクセス様より発売された、PS2用和風伝奇アドベンチャーゲームです。主人公の少女・羽藤桂視線であり、各ルートのメインキャラクターも女性である為、一般的には百合作品と認識される事が多いようです。但し、はっきりと恋愛を意識させるようなシーンは皆無と言って良いので、百合作品と言って良いのかは評価が別れるところです。逆に言えば、百合作品を忌避する人がプレーしてもそれ程不快に感じる事は少ない作品かも知れません。個人的に言えば、千羽烏月ルートだけは何とか百合作品といって良いのかと思いますが、正直細かい分類は如何でも良く(マテ)それよりも、この作品の魅力は大人がプレーしても十分楽しめる伝奇的な要素にあるのではないかと思います。

 内容は『古事記』『日本書紀』『風土記』『万葉集』『日本霊異記』等の古典文学だけではなく、吉野裕子の『蛇』や柳田國男の『機織り御前』等の民俗学の影響を色濃く受けており、元ネタを理解すればする程面白い作品となっています。 但し、専門家には説の強引さで知られている吉野裕子『蛇』に書いてあるような説を更に拡大解釈させてしまったフシがあり、最終ボスの設定が拙い物となってしまったのが残念でした。(『先代旧事本紀』や『新撰氏姓録』等の基礎文献や、民俗学・古代史研究分野では著名な谷川健一氏の『白鳥伝説』あたりを参考にしていればこんな事には成らなかったと思うので。。。)また、用語辞典に明らかな間違えがあったり(例「陰陽寮」)、春日小野臣大樹が小野妹子の祖父であるなどと言う文献不明なものもあります。解りやすいミスとしては西暦700年前後の話ではありえない「雄略」という漢風諡号まで登場するのは恐らく多くの方が疑問に感じたと思います。あとはイラストが無い場面が多く選択肢が少ないノゾミルートが手抜きっぽかったり、ストーリーの進め方によっては見ていないはずのシーンが見た事になっている場合や、シーンと画像があっていないシーンも見受けられる為、リメイクが出るとしたら設定面で見直してほしいです。

 「アオイシロ」はアカイイトの姉妹作として、2008年5月15日に株式会社サクセス様より発売されました。アオイシロも小山内梢子という少女視線で、各ルートのメインキャラクターは女性という路線は踏襲され、なおかつキャラクターによっては告白やキスシーンが描写される等、前作よりも百合作品と呼ぶのに相応しい作品となっております。アカイイトでは羽藤桂が大切な人(羽藤柚明)の事を全く忘れてしまっていた為、(しかも自分がやった悪戯が原因で大惨事を引き起こしてしまった事も都合良く忘れ去っている)薄情な印象を受けざるを得なかったのですが、アオイシロの小山内梢子は鳴海夏夜の事に関しては覚えており、こちらの方が感情移入しやすくなっています。また、アカイイトでは残念な設定だったボスキャラも、根方宗次のように言葉に重みがあり、敵キャラながら魅力を感じさせられるのは見事だったと思います。

 伝奇作品としても、前作と同じく『古事記』『日本書紀』『平家物語』『義経記』『源平盛衰記』『椿説弓張月』等の古典文学や柳田國男『一つ目小僧その他』や南方熊楠の『十二支考』、谷川健一『青銅の神の足跡』等の民俗学のみならず、フレーザーの『金枝篇』やケルト神話やクトゥルフ神話等海外の話もモチーフとしており、内容的にはアカイイトよりも遥かに幅広く奥深い物となっていますが、ある意味マニアックになり過ぎてしまった為、この手の分野に余程知識が無ければ理解する事が難しいかもしれません。

 なお、アオイシロはPS2版以外にもWindows版が発売されており、こちらはイラストの追加、シナリオの追加、WKSという二次創作ゲームがおまけについており、より長く楽しめる作品となっています。

◆現在でも可能な入手方法(2015年7月19日時点)◇

 アカイイトはPS2アーカイブスで配信されています。詳細はPSアーカイブスオフィシャルサイトのアカイイトのソフトウェアカタログをご覧ください。

 アオイシロはMagino DriveにてアオイシロPC版をダウンロード・販売中です。但し、対応OSがWindows Vista(32ビット)までとなっているので、購入する前にアオイシロ体験版で動作確認する事を推奨します。なお、当方所持のWindows 7(64ビット)では何の問題も無く、寧ろVistaのPCよりもサクサクと動作しました。

◆当サイトの歩き方◇

 出来れば全てのコンテンツをご覧いただきたいとは思うのですが、いきなり全てを見るのは大変だと思うので(苦笑)好みにより、お勧めのコンテンツをご紹介いたします。

◆歴史・古典文学がお好き◇

 当方の無い知識をフル動員して書いた作品です。第三之巻「盲目の皇子」〜第九之巻「鬼喰らいの鬼」は5世紀のヤマト王権の時代を舞台とし、特に第六之巻「葛城之鎮魂歌」は『古事記』で最も感動的な話がモチーフとなっており、個人的にはもっともお勧めの話です。


◆神話・民俗学がお好き◇

 記紀神話の他、原作と同じくフレーザー、松前健、柳田國男等、民俗学の定番をモチーフとしております。アオイシロとあまり違和感が無さそうな中近東や中国の海外神話ともクロスオ―バーさせています。

 主に神武即位前紀や『先代旧事本紀』で見られる神話をモチーフとしております。谷川民俗学的な視点から、多少原作に対する批判的な意味も込めて書いています。(『青銅の神の足跡』の後書きで谷川先生が柳田國男に対して書き綴った想いと似た様な意味で……というのは大げさですが)


◆切ないお話◇

 偽名を使い正体を偽ってまでも記憶を封じられている羽藤桂を護ろうとする若杉葛や、己の過去の罪と向き合いせめてもの償いで羽藤桂の守護霊になろうとするノゾミの切なさを感じて頂ければと思います。

◆とにかく百合ん!◇

作品の3割ぐらいそうだと思うのですが(笑)。敢えて選ぶなら以下の作品。


 他に、紅紡のある章にエログロな吸血シーンも登場しますが、紅紡をある程度読み進められた方向けです。

◆軽めのゆる〜い作品やギャグ作品◇


 WKSでは「アオイシロWKS桜井綾代アフターストーリー(バッドエンド)」のおまけ作品や「アオイシロWKS小山内梢子20歳」のおまけ作品がギャグっぽいです。

◆二次創作ゲームに興味がある◇


 前述したWKSというアオイシロのおまけツールで作成した二次創作ゲームです。Windows版アオイシロをお持ちでない方は動画もありますのでそちらをご覧ください。

◆ワイよりアカイイトとアオイシロについて詳しい奴はおらんのや!!!

 そんな中二病気味の貴方にはクイズを準備していますw 当然一発で百点満点を取ってくださいませ